探偵の浮気調査・素行調査
浮気調査・素行調査を依頼することを想像すると、まず最初に「尾行(追跡)」や「撮影」について思い浮かぶ方は多いのではないでしょうか?
探偵の調査の中でも非常に重要なスキルとなる「尾行」や「撮影」。
浮気調査・素行調査・行動調査・不倫調査と各社呼び名は様々ですが、この「尾行」や「撮影」といったスキルが正式に浮気調査や素行調査を依頼する際、ご依頼者様の調査結果に関わってくる部分になるんです。
今回は、この「尾行」に焦点を当てて簡単に解説していきたいと思います。
「探偵調査員」と「尾行」
この「尾行」という動作、簡単なようで奥が深く難しいんです。
実際に、「張り込み」も「尾行」の行程として含めると、探偵が行う調査の大部分である80%程度はこの「尾行」で成り立っていると言っても間違いありません。
非常に奥が深い「尾行」は、経験の浅い調査員では判断できない状況になることもあるので、やはり長年の経験に勝るものはないんだと実感することも多いです。
しかし、経験豊富な調査員であっても日々の調査で勉強する部分もあれば、反省する部分もあるため、100%の「完璧な尾行」というのは果てしなく遠い永遠の課題です。
探偵調査員も「尾行」で注意する点はあるの?
探偵調査員が「尾行で注意する点」としては調査対象者との間合い、いわゆる「距離感」というやつですね。
例えば、調査対象者の尾行時にはこんなことに注意します。
徒歩の場合
- 駅や市街地などの人が多い時には距離をつめる。
- 住宅街などの人が少ない時には距離をあける。
- 調査対象者が警戒度が高い場合には距離をあける。
- 重要な場面では可能な限り距離をつめる。
- 尾行時は直視せずに足元を見る。
- 調査対象者が振り返ってもアクションを起こさない。
車両・バイクの場合
- 交通量の多い時には距離をつめる。
- 交通量の少ない時には距離をあける。
- 夜間は状況に応じてライトチェンジをする。
- 調査対象者の警戒心が高い時には距離をあける。
- 対象車両が同方向へ4回曲がり同じ道路に戻った時には通常より距離をあける。
- 1つ先の歩行者用の信号が点滅したら距離をつめる。
などなど、その他にも沢山ありますが本日はこの辺にしておきましょう。
「尾行」には各調査員が長年の経験から培ったノウハウが詰まっていますからね。
簡単にお伝えすると、探偵調査員は職人に近い部分があるんです。
各探偵調査員によって使用している機材や尾行の手法などは様々なんです。
私は個人の見解としては、「探偵調査員=寡黙な職人」だと思いますね。
また機会があれば、浮気調査や素行調査を行う「探偵調査員」についてお話していきますので、次回をお楽しみに!