浮気調査・素行調査では夜間撮影も重要
最近、「夜間の撮影はどうやってしているの?」的なことをよく聞かれます。
探偵業は昼夜を問わず、浮気調査や素行調査で動いていることが多いので真っ暗な場所で夜間撮影しなければならないなんて状況も多々あるんですね。
しかしこの夜間撮影、市販のカメラであると全く撮影できないなんて状況にもなってしまい探偵業としては1つの課題であることは間違いありません。
では、探偵事務所や興信所などの探偵業者は、そんな状況の時どのようにしているのでしょうか?
今回は「浮気調査・素行調査の夜間撮影」についてお話していきたいと思います。
探偵は真っ暗な状況で夜間撮影するの?
ほとんどの探偵事務所や興信所は、よっぽど撮影困難だったり、張り込み困難なロケーションでない限り、最低限の撮影はします。
しかし、その撮影は30分~1時間に数秒の経過映像的なものにすぎません。
では、「なぜ経過映像しか撮影しないのか?」という疑問になると思いますが、結論からすると90%程度の探偵事務所や興信所などでは浮気調査や素行調査などの撮影に市販のHDDカメラなどを使用しており、「夜間撮影はできない」からなんです。
ではなぜ「暗視カメラ」などの特殊な機材を使用しないのか?
それは暗視機材を所有していないからなんですね。
ほとんどの探偵事務所や興信所は特殊な暗視カメラや暗視機材などを所有していません。
それは使用する頻度の問題が関係しています。
探偵の暗視カメラや暗視機材の使用頻度
浮気調査や素行調査などでは、暗視カメラや暗視機材などを使用ししなければ撮影できないということは多々あります。
今までの経験から、暗視カメラや暗視機材を使用するロケーションは下記の場合などがありました。
夜の海岸
夜の駐車場内
夜の公園内
ビルの間
おおきく分けると、代表的なロケーションではこんなところでしょうね。
デートなど徒歩でのケースもあれば、車両内にこもったまま同じ場所にずっと駐車しているといったこともありえます。
では、浮気調査や素行調査でこのような状況になる確率はどうでしょう。
正確な統計を取った訳ではないのですが、確率としては5%以下程度と考えられます。
この非常に低確率となる行動のために、まったく使用しないかもしれない高額な暗視カメラや暗視機材を新たに購入したり、所持していても多数の機材を現場に持ち運んだりしない探偵事務所や興信所が多いのも事実なんです。
通常、誰でもこの低確率な使用頻度を考えると高額な暗視カメラや暗視機材の購入は見送ることでしょう。
結果、30分~1時間に数秒の経過映像的なものしか撮影できないということになってしまうんですね。
暗視カメラを使用するかしないかで映像が違う
暗視カメラや暗視機材を使用するのと使用しないのとでは、撮影できる映像に「天と地」ほどの差が出てしまいます。
では具体的な映像を確認しながら解説していきましょう。
夜間の海岸の場合
上の画像は市販のカメラでデジタルズームを使用して撮影したものです。
白のワンボックスが駐車しているのをなんとか確認できますが、それ以外は確認ができません。
上の画像は車両のライトを照らして撮影したものです。
やはり白のワンボックスが駐車しているのは確認できますが、それ以外は確認ができません。
上の画像は、ラブ探偵事務所独自の暗視カメラと暗視機材を使用して撮影したものです。
白のワンボックスのプライバシーガラスを透視し、車両内最後部に人が乗車しているのを確認できます。
夜間の駐車場の場合
上の画像は市販のカメラでデジタルズームを使用して撮影したものです。
黒系の車両が駐車しているのは確認できますが、それ以外は確認ができません。
上2枚の画像は、ラブ探偵事務所独自の暗視カメラと暗視機材を使用して撮影したものです。
白のワンボックスのプライバシーガラスを透視し、車両内のシートまで確認できます。
夜間の公園の場合
上の画像は市販のカメラでデジタルズームを使用して撮影したものです。
街灯などの光源が無い場所なので真っ暗で確認はできません。
上の画像は車両のライトを照らして撮影したものです。
建物のようなものは確認できますが、それ以外は確認ができません。
上の画像は、ラブ探偵事務所独自の暗視カメラと暗視機材を使用して撮影したものです。
倉庫のような建物とその周辺の状況がはっきりと確認できます。
ここまで3つのロケーションで比較してみましたが、暗視カメラや暗視機材を使用した画像は何を撮影しているのかが一目瞭然で理解できます。
暗視カメラや暗視機材を使用するのかしないのかで、映像にここまで差が出てしまうんです。
ラブ探偵事務所のようにロケーションに適した「暗視カメラ」+「暗視機材」を使い分けているプロフェッショナルな探偵事務所や興信所であれば、暗闇でもしっかりと撮影することが可能なんです。
暗視カメラや暗視機材を使用する探偵業者は少数
インターネットで検索すると無数の探偵事務所や興信所の関連サイトが表示されます。
この中で、暗視カメラや暗視機材を使用している探偵事務所や興信所は全体の10%以下程度にすぎません。
しかし、探偵事務所や興信所の相談員や調査員は、調査を依頼する時に営業トークとして「弊社は特殊カメラや暗視機材を使用します」と言っているだけで、現実には使用するどころか所有すらしていないということがよくよくあります。
調査依頼の際には、ホームページなどに暗視カメラで撮影した映像などを掲載している探偵事務所や興信所の方が「弊社は特殊カメラや暗視機材を使用します」と言っていたとしても信憑性はありますね。
この「初めての浮気調査サイト」を読んでいる皆さんは、暗視カメラや暗視機材を所持していないのに嘘をつくような探偵事務所や興信所には絶対に引っかからないでくださいね。